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破魔弓の矢はお祝いなのにどうして四本?




「お祝いなのに破魔弓の矢はどうして四本なの?」とよく質問されます。


破魔弓の基本形は、矢の数は四本です。
単純に言えばお子様の四方を護る、四方を固めるという意味で年の初めに破魔弓を飾って無事な成長を祈るという意味です。

由来は古来からの「四神」の思想です。
天の東西南北を司る四種類の霊獣というのが古代中国から伝わりました。

・東は「青龍」で龍
・西は「白虎」で虎
・南は「朱雀」で鳥
・北は「玄武」で亀(厳密には亀と蛇)


大相撲の土俵の上の屋根をみると、四方に房が下がっています。
それも同様の理由です。

・東は「青龍」で緑房
・西は「白虎」で白房
・南は「朱雀」で赤房
・北は「玄武」で黒房



「四神」を人生になぞらえる表現にも利用されています。

若年期は「青春」ですので龍ですね。
壮年期は「朱夏」なので鳥。
熟年期は「白州」で虎。
老年期は「玄武」で亀。

面白い表現と納得させらる設定だと感じます。



※破魔弓は4本矢から始まって、数にとらわれないデザインが主流となっております。矢の数が多いほうがデザイン的に優れている理由からですが、どちらでも納得のゆく破魔弓をお選びなればよろしいと思います。


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